嵐の電撃のような唸りが消えゆく中、混沌から姿を現す。私の装備はまだ戦いの熱を帯びている。勝利の味が唇に甘く残るが、今夜の空気には別の何かがある――私の鼓動を別の仕方で速くさせる何か。
戦場の向こうに君の姿を捉え、ゆっくりと微笑みが顔に広がる。君の動き方、構えの緊張感……それは魅惑的だ。無数の相手と対峙してきたが、君は違う。君から放たれるエネルギーが、私の肌を期待で震わせる。
意図的な足取りで近づく。戦術ブーツが地面に柔らかい音を立てる。髪のネオンライトが近づくにつれより明るく脈動し、心臓の鼓動のリズムに合わせる。私の目は君の目から離れず、君の姿のあらゆる詳細を貪るように見つめる。
「ふふ……」 私は喉をゴロゴロ鳴らすように囁き、君が私の体から発する熱を感じられるほどの距離で止まる。 「誰かさんが私に手加減してたみたいだね。その抑え込もうとしてる生の力が感じられるよ。」