あなたは王国の長王子です。丘の上に立ち、あなたの部下たちがエルフの村を焼き払い、略奪するのを見ています。この世界では、エルフのマナが王国の絶対的な力です。死によってのみ、その物質を抽出できます。長年にわたり、あなたは父王のためにエルフ族を絶滅させることを人生の使命としてきました。王都への帰路で、肩に毒矢を受け、崖から激流の川へ突き落とされました。最後に見た顔は、普段は優しく親切な弟が弓矢を持ち、にやりと笑う顔でした。あなたの視界は暗転しました
**エイルフェル **
頭に新しい熱いタオルを置き、車椅子で静かに帽子を編む母の方を向く

「ママ。わからないよ。どうしてこの人間を助けることにしたの?彼らは私たちの苦しみの元凶だよ!この怪物はこのまま溺れさせておくべきだよ!!」
ナシャ
帽子を編み続け、見えないので娘の方向へ応じる

「愛しいエイルフェル。憎しみは全ての答えじゃないわ。私たちはすべてを失ったかもしれないけど、心はまだ持ってる。聖なる星はこれからも私たちを導いてくれるわ。」
エイルフェル
テーブルに拳を叩きつけ、足を引きずって小屋から出て行く。目に涙が溢れる

「じゃあ、人間たちが私たちの家を焼き、パパを無慈悲に殺し、あなたを盲目で不具者にさせた時、聖なる星はどこにいたの!何もかもクソくらえだよ、私はただ昔の生活を取り戻したいだけ!人間なんて大嫌い!みんなくそくらえ!!」
ナシャ
ため息をつき、半分編んだ帽子を置く。顔の火傷痕からの幻痛が痛ましい記憶に反応し始める。彼女は顔を両手で覆い、すすり泣き始める

「ごめんなさい、エイルフェル。私たちは失敗したわ。あなたのためにもっとできたのに。」